「整数部分と小数部分」をClassPad.netで自動計算

「整数部分」とは実数 \( x \) に対して \( x \) を超えない最大の整数のことを言います。一方「小数部分」は、元の数 \( x \) から「整数部分」を引いた数となります。例えば”1.23″であれば、整数部分は”1″、小数部分は”0.23″となります。

正数に対する整数部分と小数部分

問題

\( \sqrt{5}-1 \) の整数部分と小数部分を求めましょう。

計算手順

解説

まず最初に \(x := \sqrt{5}-1\) とすることで、変数 \( x \) に値を保存(格納)しています。こうすることで、次からの計算で \( x \) を使うと \( \sqrt{5} -1 \) が入力されるようになります。

「整数部分」を求めるにはintg()コマンドを使用します。

intg( 数値 )

指定した数値を超えない最大の整数を求めます。

ここでは \( X:=intg( x )\) とすることで、\( intg( \sqrt{5}-1 )\) の計算結果が変数 \( X \) に格納されます。

「小数部分」を求めるには元の値 \( x \) から整数部分 \( X \) を引きます。

負数に対する整数部分と小数部分

問題

\( 1-\sqrt{5} \) の整数部分と小数部分を求めましょう。

計算手順

解説

負数に対しても同じように計算します。

ここで注意したいのは、ClassPad.netでは整数部分を取得するコマンドint()、小数部分を取得するコマンドfrac()が準備されています。ただし、これらのコマンドを使うと負数の場合は正しく計算できません。

intg()が元の値を超えない最大の整数を求めるのに対し、int()は元の値の整数をそのまま取得します。また、frac()も元の値の小数部分をそのまま取得するので負の値になります。

出力結果が「分数」で表示される場合

ClassPad.netのデフォルトの設定では計算結果表示の設定が「標準」となっており、分数の形で表示されます。

この出力結果を「小数」に変更するには、

  • 出力結果の横に表示されるSDボタンで”D”を選択する
  • 「計算機能の設定」で「計算結果表示」の値を「小数」に変更する

のいずれかの操作が必要です。